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その7『美顔マッサージ・内出血予防』|恵比寿 美容鍼

2019/12/17
美顔マッサージ 小顔矯正 フェイシャルトレートメント 内出血予防

美顔マッサージ&内出血予防【ハイブリッド美容鍼 三好式】恵比寿・アキュパ鍼灸院

 

前回⑥表情筋トレーニング・イオン導入の続き。

 

表情筋トレーニング・イオン導入の次の美顔マッサージによって、美容鍼だけでは刺激がしにくい部分を手技によりアプローチ。

鍼の苦手な部分を補い、顔全体のマッサージをすることで、内出血のリスクも格段に抑える事ができる施術工程となります。

 

まずは、美容鍼だけでは刺激しにくい部位について。

1つ目のポイント。

細かい表情を作ってくれる『M.malaris』という小さな筋肉の束で、この筋肉が働かないと表情が硬く人形っぽくなってしまう部分です。

わかりやすいのが、ボトックス治療で人形っぽくなる人はこの筋肉が上手く動かせないというわけです。

2つ目のポイント

SMAS』という顔特有の筋膜で、顔の輪郭を構成したり、筋肉・靭帯・血管などあらゆる組織を保持してくれている、とても大切な部分です。

SMASの老化は顔全体をたるませたり、シワや浮腫の原因となる重要な筋膜です。

3つ目のポイント。

保持靭帯』というとても細かな靭帯で、骨から筋肉・皮膚を繋ぐ、小さな貝柱状の靭帯です。

顔のあらゆるポイントに存在し、たるみを予防してくれているテープの役割をする部分です。

 

これら3つの部位への美顔マッサージが特に大切で、美容鍼だけでは難しい刺激を手技によって補い、より高い美容効果を目的とし、施術しております。

 

次に内出血のリスク予防について。

治療院によっては美容鍼後にマッサージをする院も存在しますが、これまでに美容鍼で内出血が起こりやすい方に来て頂いて、美容鍼後に顔のマッサージをした場合と、顔のマッサージをしてから美容鍼をした場合とでは、後者の顔のマッサージをして美容鍼をした場合の方が内出血のリスクが低下した結果になりました。

逆に、美容鍼をした後に顔のマッサージをすると内出血のリスクが増加しただけでなく、大きな内出血になっていました。

 

おそらく、血流の滞っている部分が内出血しやすいのではないかという結論になり、顔のマッサージをして美容鍼をした場合の方が、血流の改善につながり、内出血が出来にくくなった。

さらに、顔のマッサージをして美容鍼をした場合は、大きな内出血が出来なかった。これは、顔には皮膚と筋肉の間の脂肪が少ない部位が存在しており、脂肪の少ない部分に美容鍼をして顔のマッサージをする事で、出血が増え、さらにマッサージの圧によって、隣の組織に内出血を浸透し大きくなる。

これらのことから、当院では顔のマッサージをしてから美容鍼をしています。

 

次回はメインの美容鍼について。

 

Acu-pa鍼灸院(アキュパ)

東京都渋谷区恵比寿2-16-6 FLEG EBISU W 112

TEL:03-6450-4010